なんちゃら・ヴ・プレジデント

今日、仲間だと思っていたやつに裏切られた。向けられる偏見、罵詈雑言を耐え凌ぎ、互いに励ましあった日々も先程音を立てて崩れ去ってしまったみたいだ。涙が流れる。あの液体の微かな塩味を思い出したところで徐に携帯を取り出し、ブログを執筆する。Androidの携帯だ。(携帯をAndroidからiPhoneに機種変した友達が出た話です)

 

最近、「大統領になったら〜」みたいなポップな音を耳にする機会が増えた気がする。某野田洋次郎だと思った。そう思いたかったが、現実は彼とは似つかないヘラヘラした歌声だった。恋人を束縛するために大統領になられたらたまったもんじゃねーな、なんてつまらないマジレスをながらここ1ヶ月くらいはP丸様。の「シル・ヴ・プレジデント」という曲にバッチリ脳を、耳を揺らされている。

 

私も実は7年ほどiPhoneを愛用していた生粋のAppler(あっぷらーと読みます)(Appleの製品を使用する人の事です)であった。このブログの開設は今年の一月で会ったと思うが実はブログ自体は中学3年生の頃から、つまりiPhoneを使用していたときからブロガーとして活動していたのである。当時はこんな味気ない文字の羅列などではなく、文字色、大きさ、フォント、見出しをフル活用した記事を書いていたと思う。中学生の私でも読者が見やすくするためにオプションをフルで使うなんてことは造作もないことであった。

しかしどうであろう、そこまではてなブログを使いこなす能力が備わっているのにも関わらず当記事は端正なモノトーンで構成された千利休しか喜ばないような風流の欠片もない侘しさしか孕んでいないではないか。ではなぜ、文字色の変更も、太字にも、文字を大きくもしないのか。答えは今私が懸命に握りしめているこの鉄の塊に詰まっている。Androidだからだ。Androidであるからなのだ。屈辱的だ。機種変をして初めてこの「はてなブログ」というアプリをインストールし、ブログをまた書こうとした時に大きくため息をついたことを覚えている。色の変更や、文字の大きさなどのオプションがない、絶句した。金閣寺から銀閣寺に飛ばされた気分だ。心は8代目将軍様とともりあり。殿、一生ついて行きます。3代目はくそ。


f:id:affc:20210613211626j:image

Androidはてなブログ

 


f:id:affc:20210613211719j:image

f:id:affc:20210613211658j:image

iPhoneはてなブログ

 

てかスクショの枚数からして違うんだけど!?日本でのAndroidの扱いがひどすぎるという記事はまた後日。

 

もう一度頬に伝う塩味を舌で確かめた。僕は生きている。この手に収まらないじゃじゃ馬を墓場まで持っていこうとたった今決意した。どっか遠いところにいきたい、鹿児島とか、、、

俺が大統領になったら童貞と携帯の機種で差別されない国を作ると思う。やったる、みんなみててね。

 

 

余談だが、このスクショを撮るにあたって古のiPhone7 を取り出したので中学生のときに書いてたブログが出てきた。かなり恥ずかしくなったが圧倒的に当ブログより読みやすいと感じた。文体的には精神年齢の幼稚さみたいなのが伺えた。記事は5つほどなのにアクセス数は約800件だった。いつか文章で食えるようになりたいなーとか思う。日本語の勉強しよ、さよなら。

END